フローラメモリアルホール

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「メモリアルレジデンス高山」です

おはようございます、こんにちは。
メモリアルレジデンス高山with石濱弥です♪

今年のレジデンス高山ブログでは、葬送儀礼に関する用語についてのご紹介をしていこうと思います。
今回は、


「北枕」


について、ご説明いたします。
亡くなった方をご安置する際に聞く言葉ですが、なぜ?と感じる方は少なくないと思いますので…
では、紐解きます…

「頭北面西右脇臥」(ずほくめんさいうきょうが)と言う言葉が仏教にはあります。
これは、お釈迦様の「入滅」(お亡くなりになった時)の時のお姿を現している言葉で各地にある「涅槃仏」はこのお姿がほとんどです。
かみ砕くと…
「お釈迦様は北向きに横たわり、お顔を西向きに、右の脇を下にして涅槃に入った」
となります。このお姿から、北枕として安置させていただく様になったとされています。
また、宗派によっては「西方浄土」と言う言葉もあり、西に阿弥陀様がお見えになるとの教えから、足を向けずに安置する地域もあるようです。
ただ、近年の住宅事情などにより、
「北枕にすると仏壇に足を向けてしまう」
「北枕だと部屋の入り口をふさいでしまう」
などの事が起こり、こだわらずに安置させていただく場合も増えました。

次回も葬送儀礼に関する用語についてピックアップしていきます。
地域の皆様をはじめ、フローラ会員の皆様、今後ともよろしくお願い致します。


メモリアルレジデンス高山

2023年4月9日