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葬儀にはどんな意味があるの??

こんにちは!!

メモリアルホール高山の登矢です(^^)

 

今日は、葬儀の意味について語りたいと思います!!

科学が発達した現代では心臓が止まったり、脈がないといった状態に機械を使って正確に判断できますが、昔はそうではありませんでした。

そのため、息を引き取った後で、しばらく時間をおいてから判断をしていました。

当時の人々は、「一度、肉体を離れた霊魂が、また肉体に戻ってきてくれるかもしれない」と思い、なんらかの方法で魂を呼び戻して蘇生させようと試みをしていました。これを『魂よばい』といいます。

この魂よばいとして、「末期の水」や「枕飯」などを用意していたそうです。枕元で大声で呼びかけたりするのも蘇生させるための一つの手段でした。

また、愛着のある服を遺体にかけたりするのも、着物の持つ「念」を利用して霊魂を呼び戻すためだったそうです…

魂がまた肉体に戻ってくるという考えをしていたので、「もしかしたら肉体が空っぽの間に、他の魂が入り込んでしまうのではないか……!?」

という不安もありました。

そこで、枕元に刃物を置いたり、遺体の周りに屏風を立てたりして他の悪霊や邪霊が入り込むことを防いでいました。

供養をしてもらえなかった霊や悲惨な死に方をした霊は、いつもそこら中をさまよっていたと考えられていたそうです。

ちなみに、このさまよっている魂が現世の動物の姿になったものが『猫😿』といわれています。

怖い話にはよく猫が登場しますが、昔から猫は魔性のものとされていて、不幸の時などは遠ざけられていました。🐈

最近まで猫を飼ってましたが、今は犬より猫を飼う人が多いと思います。

猫という存在に癒されてますが、昔の人が今の現状を見たら・・・・・考えられないですね(^-^;


メモリアルホール高山

2018年3月5日